小椋佳 ゴールデン☆ベスト
小椋佳のベストアルバム。
今回は特に「めまい」を聞きたくて探したアルバム。リアルタイムで聞いていたわけではないので、タイトルだけではなかなかどんな曲なのかわからない曲が多かったりもするが、実際に聞いてみると知っている曲が多いのに驚いた。聞いてみて良いと思ったのは「さらば青春」とか「白い一日」とか。「さらば〜」のメロディは知っていたが、こういうアレンジというのは少し意外な気もした。このアルバムの中には、他の歌手が歌ったものも何曲も収録されているが、こういう小椋佳の歌い方も、いい具合に力が抜けているというか、しつこくなくて良いと思う。
小椋佳コンサート 未熟の晩鐘 [DVD]
アルバム「未熟の晩鐘」が好きで、買いました。冬の時期でか、度重なるコンサートでか、喉の調子が今ひとつです。でも、歌に対する情熱や歌唱法は抜群で、魅了します。度々ですが、喉の調子が良ければ星5つです。
小椋佳エッセンシャル・ベスト
小椋さんといえば、知ったきっかけは私の高校時代の「さらば青春」でした。
また「白い一日」は、「真っ白な陶磁器を」を「真っ白な掃除機を」と聞き間違えて
いたことがあります。
最近になって、「愛燦燦」のすばらしさがわかるようになりました。
私の生きてきた道のりや疲れた心を、てのひらでゆっくり転がしたり撫でたりして
いたわりたい、そしてこれからの人生も生きることを楽しんでいきたい…そう思います。
「愛燦燦」を、小椋さんが作っていてくれて本当によかったと思っているところです。
小椋佳~自分史ベスト35 35th Anniversaryスペシャル・ベスト・アルバム
小椋桂がデビューしてから35年が経ったことを記念して作成されたアルバムです。これはプロデューサーの前山聿志氏が、数十枚にわたる2000曲という膨大な小椋桂の作品から、以下のテーマで選曲した企画とのこと。
1枚目(第1部)は、「青春〜生きる」というテーマで、2枚目(第2部)は「愛〜優しさ」、3枚目(第3部)は「夢〜人生」で選ばれています。
それぞれのテーマにあった詩を小椋桂がこの企画のために書き下ろし、それをステキな語りでナレーションしています。実に含蓄に富んだ深い内容で彼の作品を生み出す引出の多さと深さを知る思いでした。きっと人格がステキなんでしょうね。
小椋桂をほぼリアルタイムで『彷徨』から聴き始めました。個人的には、相当思い入れのある曲やアルバムもあり、銀行員とシンガー・ソング・ライターを両立させる生き方は魅力的な人生の過ごし方の見本として見てきました。この『自分史ベスト』を聴きながら、彼の才能の豊かさと底流にある温かさを再確認しました。
80頁のリーフレットには収録された38曲の解説と歌詞が掲載されています。プロデューサーの前山氏による全曲の解説はとても参考になりました。
また「小椋佳賛歌」では、井上陽水、岡田裕介、小野崎孝輔、倉本聰、紺野美沙子、さだまさし、星勝、堀内孝雄、吉永小百合、という豪華なゲストから寄稿された文が掲載されており、これがまたその時代のエピソードを知る上で貴重でした。
特にさだまさしが、「思い込み」を引用して語るくだりや、吉永小百合が映画『動乱』での印象を語るところは、同感でした。
巻末には4頁の伝記と6頁のディスコグラフィーも収録されています。
今語るあの時あの歌 小椋佳 (CD BOOK series)
単なる「歌のエピソード集」ではなく,個人的にも交流を持つ著者が彼なりに「小椋佳」という一人の人間を描写しようとする意欲作。有名になった歌に関する記述と同じ重きを置いて,作家として,また一人の人間としての「小椋佳」の心の動きを読んでいって欲しい。