龍が如く4 伝説を継ぐもの
星5つはCOD、アサクリシリーズ以来です。
ついでに言うと星4つ‥‥レジスタンス、BFC、ニンジャガ
星2つ‥‥バイオショックとバイオハザード。
ジャンルは違えど、面白さ的にって比較です。
本作最初の主人公・秋山は作業感あって面白いと感じないが、冴島からストーリーにのめり込む。
また、ボリュームもありクリアまでに30時間は遊べる。
新品で買っても損した気分にはなりません。
木の葉侍 口入れ屋 人道楽帖 (二見時代小説文庫)
とにかく、主人公のキャラクタがいいです。
気はやさしくて力持ち、というのは、金太郎の人となりを表す言葉ですが、この小説の主人公も、まさにその通り。
そして、そのスーパーマンぶりが嫌味になっていないのは、主人公の朴とつさ、ひたむきさのせいでしょう。
自殺をはかる正太という小僧がいて、主人公が説得するシーンがあります。
そこから、少し引用させてください。
「(前略)頭の良し悪しなぞたった一つの値打ちにすぎね。ほかにも人の値打ちはいっぱいある。素直もそうだ。正直もそうだ。親孝行もそうだ。やさしい心もなさけ深い心も、みんな人の値打ちだ。(以下略)」(162ページ)
「(前略)足りねところがあってこその人だ。その足りねところは、それを授かっているほかの人に埋めてもらえばよい。逆も同じだ。己に授かっているものをもって、それが欠けている人の穴を埋めてやればよい。(以下略)」(162ページ)
へたをすると説教くさくて読めないところですが、前述の通り、主人公の人柄のせいか、すんなり腹に落ち、ほろりと涙してしまうのです。
約束した女性を待ちながら、ひょうひょうと江戸を生き抜いていく主人公の、これからが楽しみな作品です。
龍が如く2 PlayStation 2 the Best(「龍が如く 見参!」予告編DVD同梱)
1に続き本当に細部まで凝ったゲームです。
前作ではホロッと涙してしまった場面も多々あり、
ドラマ性でも高く評価されるのではないでしょうか。
また、今作になって前作以上のロード時間短縮や
操作性の爽快感も嬉しい限りの配慮。
色んなヒートアクションが増えたのも、ファンに
とっては最高に燃える要素でしょう♪
ただ、私(女)にとっては、将棋やパチスロ・麻雀
のサブストーリーをコンプするという要素はなかなか
難しかったものがありました。
普通に遊べるミニ要素としては良かったと思いますが…
それらを知らないでコンプリートを目指したいという
方には不向きな場面が少々あるかもしれません。
それでもストーリーや、それ以外のサブストーリーには
のめり込んでしまうほどの素晴らしい出来具合い!
何と言っても1に続いた豪華声優陣の見事な演出振りを
見るだけでも価値のあるゲームだと思います☆
うまい具合に1から繋げたストーリーですので、1を
クリアして「面白かった〜」と思った人には是非チャレンジ
すべき作品でしょう!
値段や設定・内容を含めても★5つの大満足!!
龍が如く PlayStation 2 the Best(「龍が如く 見参!」予告編DVD同梱)
ただ単に極道のドンパチな闘争を描くみたいなガサツな作品ではありません。
かっこよく泣ける。そんな繊細さをも併せ持つ作品です。
キャラ一人一人に自分なりの生き様があり、その描き方がとても上手です。
システム面ではエンカウントが多く後半マンネリ化するってとこが
ダメなくらいで他は特にないですね。難易度もほどほどにあって、
立ち回りをいろいろシュミレートしないと勝てなくなっていきます。
ストーリーにアクション。どちらも両立して優れています。
極道モノと決めつけて毛嫌いせずに、一度プレイする事をお勧めします。