I-O DATA アンチウイルス/ハードウェア自動暗号化機能搭載セキュリティUSBメモリー2GB ED-V3/2G
このセキュリティUSBメモリーを購入してから数ヶ月が経つ、普通のUSBと遜色が無いかと言われると…
購入前のメーカーへの問い合わせでは、USBメモリーをPCに差し込んだ時にパスワードを聞いてくるとそう言う回答であったが、Windows 7(Vista以降?)では、OSの仕様が変わり差し込んだ際にUSBメモリー中のプログラムが動作せず、エクスプローラを開いて、プログラムをスタートさせる必要がある。めんどくさい。
一度開始してしまえば普通のUSBと変わらない、速度的な部分は測っていないのだが個人的に利用している環境がそれ程大きくないファイル(パスワード管理ソフトや青色申告、家計簿ソフトのデータ)が中心なので十分満足してます。
最後に重要な機能として、ウイルスチェック機能が付いているので変なウィルスを持ち込まない、持ち出さないと言う安心感が個のUSBメモリーのポイントだと思いますね。
暗号解読〈上〉 (新潮文庫)
本書は,古代文字の解読から最新の量子暗号まで暗号にまつわる様々な話題について素人向けに読み物として書かれたもので,上巻では中世の暗号からエニグマ暗号機までの暗号作成者と暗号解読者の格闘の歴史をたどります.種々の暗号が作り出され,そしてそれらが解読されていきました.非常にエキサイティングな話に仕上がっており,ついつい読み進んでしまいます.
これらの暗号を解読するには,文字の頻度分布や含まれるであろう定型句を手がかりに解読が進められるのですが,エニグマ機あたりになるとほとんど総当たりのようです.この時,ちょっと面白いなと思ったことは,エニグマ暗号機では5種類のスクランブラから3つを選び,それらの並び順を替えることによってスクランルの組合せを増やしているのですが,実際の運用ではどのスクランブラも2日続けて同じ位置には来ないよう配慮していたそうです.何となくその方が解読されにくいような気がします.しかし,このような人間的な配慮が実は組合せの数を減らし暗号解読者を利することになっていたとは何とも皮肉なことです.真のランダムというのはなかなか作り出すのが難しいものです.
各種暗号の仕組みと解読の手順が素人にも分かりやすく書かれていますので,興味のある方は必読です.もちろん下巻「暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)」もあわせてどうぞ.
BUFFALO USB3.0 最大転送速度 138.9MB/s BuffaloTOOLs添付 外付けハードディスク2.0TB HD-HX2.0TU3
RAW画像、写真データの保管用として使用です。使用環境はWindows7:i5-520M:4GB RAMのノートです。USB3.0に対応していませんが十分な速さがあります。近年CPUの速度にHDDが付いて行けない状況かと思いますが遅さは感じません。Adobe CS3も使用しますが読込→編集→保存もストレスは感じません。USB 3.0は理論値では優れていますが実際にその速度が出るとは思えません。対応と言うことで速度の改善もされている事を期待しての購入でしたが、期待は裏切られませんでした。
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
特に後半の「谷山=志村予想」が出てきたあたりから「どうやって解決に至るんだろう?」とわくわくしながら一気に読めた。
実はこれまですでにフェルマーの定理関係の一般向け解説書は二冊ほど読んだのが、どちらも読みづらく、ほとんど飛ばし読みして中身が頭に入らなかった。しかし、本書は専門用語が出てくるのにもかかわらず、ほとんど気にならない。
フェルマーの最終定理を軸にした数学史入門といった感じで、いろいろなエピソードが出てくる。どれもおもしろかったのだが、ゲーデルの不完全性定理とフェルマーの定理の関連や「なんらかの意味を持つ数学史上最大の数」の話はとくにおもしろかった。
タオ・コード―老子の暗号が語り出す 性の五次元領域から迸る秘密の力 (5次元文庫)
この本に出会ったのは、本当に縁と思える。
ここに書かれているテーマは、最近、段々と分かってきてる人々の間では、一般的になりつつある話題だったりするので、そこまで新しいわけではないのかもしれないけど、そういう本の中には、研究した、解説したっていうような、文章で思いを伝えるものもあるのだけど、そういう本だと、その人の思想が入り過ぎて、大きな流れとしては同意出来るのに、その中のちょっとした言葉の使い方が合わなかったりして、なんだか、読んでいてもスッと入ってこないものもあったりする。
その中で、この本は、染みいるように入ってくる。 説教くさいとか、思想めいたものを伝えたい!っていう想いよりも、水のような流れのようにしてお話が進んでいくからなのか?
こういう手の話は、作者が熱く気持ちを伝えるよりも(「本当はこうなんですよ!」みたいなノリ)、この本のようなスタンスのほうが受け入れられやすいと思う。