フィニアンの虹 [VHS]
jazzでよく演奏されるOLD DEVIL MOONの元のストーリーはどんなものかと思って買いました。この「フィニアンの虹」の監督はあの地獄の黙示録のフランシス・コッポラ、主演はフレッド・アステア、ぺトラ・クラークなどでストーリーはファンタジーというより、荒唐無稽かも。ミュージカルなので10曲以上の歌があるが、2,3曲は良いものがある。なんといってもOLD DEVIL MOON が最高。
ブラック・レインボウ [VHS]
ディープ・サウスにのたうつ狂気。
北米大陸に巣食っている、人智を超える何か邪悪なものについては、いずれ書こうと思っていたが、図らずもこの映画が皮切りになってしまった。この映画は、アメリカ南部・中西部を舞台に、霊的信仰の世界を描くかに見えて、その得体の知れないものは「葛」という形をとって、物語を侵食する。
霊と対話をする能力をもつマーサ(ロザンナ・アークエット)は父のウォルター(ジェイソン・ロバーズ)と共にアメリカ南部から中西部をかけて巡回し、霊媒ショーを行っていた。彼女はイタコのように死者の言葉を「口寄せ」し、愛する者を失った人々の心を癒す。しかしある時、彼女は生きているはずの人間の声を拾ってしまう。そして、どのように亡くなったかを語り、その「予知」は現実となってしまう。この不可解な事件を追う記者、ゲイリー(トム・ハルス)が見たものとは・・・。
見るものを唖然とさせる、「理解の範疇を超えた」ラストが待ち受ける。
「幻視」や「ドッペルゲンガー」といった怪奇・幻想もののお約束的な設定をちりばめ、スピリチュアルな世界を舞台にしたサイキック・スリラー、と思わせておいて、突如この物語は「葛」というアメリカ南部特有のツタ科の植物・・・思わぬ伏兵によって侵食され、覆われていってしまう。何やら抽象的な表現のように聞こえるかもしれないが、他にどう説明したら良いか分からない、のだ。そう、この映画は、安易なジャンル用語で説明する事を許さない作品なのである。
オリジナル脚本を自ら書いたのは「オーメン2」や「死にゆく者への祈り」のマイク・ホッジス監督。映画監督の中には、才能があるにもかかわらず不遇の扱いを受け続ける者も決して少なくないが、ホッジスも、残念ながらその例にもれない。この映画が、アメリカ本国ではどのような評価を受けたのか気になっていたのだが、海外ではまともな形での公開すらされず、特にアメリカではケーブルTVの放送のみ、といった酷い扱いを受けたという。日本では劇場公開され、一番「まとも」な扱いだったとの事だが、映画ファンからはほとんど忘れ去られてしまっているようだ。いたしかたないとはいえ、ネットで調べて見ると、軽薄で浅はかな視点でこの映画の価値も分かっていないくせに悪口を書き立てているアホもいる。だったらわざわざ書くなよ、と言いたい。しかし中にはとんでもないマニアの方もいるようで、ホッジス監督の熱烈なファンサイトを開設している方もいる。筆者などよりずっと深く本作について考察しているので、興味を持たれた方はぜひ「deadsimple.」というサイトをご覧下さい。
さてこの映画は、密かに出演陣がグー。アル中のダメ親父を演じる、名優ジェイソン・ロバーズ、不可解な世界へ迷い込む、好奇心旺盛な記者を「アマデウス」でモーツァルトを演じたトム・ハルスが、そして、聖俗併せ持つ印象的なヒロイン、マーサを演じるのはロザンナ・アークエット。
割と堅実な女優キャリアを積んでいる妹のパティと比べると、「パルプ・フィクション」や「隣のヒットマン」など、“キレた感じのコワい姐さん”の印象が強いロージーだが、本作は「グレート・ブルー」でブレイクした直後の、若かりし頃。
聖女かと思いきや、ちょっとヤサグレモードで煙草ふかしたり、白衣の下にはやたら挑発的な黒いスゴイ下着を着てたり、抑圧された色香が何ともたまらないキャラクター。う〜ん、こっちの方向でキャリア積んでくれたら迷わず信者になったのに。
ホッジス監督によると、近代の宗教や物質主義的な思考は、自然への敬意を失った誤った道であり、それに警句を与えるキャラクターとして「予言者」=ヒロインのキャラクターを思いついた、という。その言葉通り、この映画のラストでは、人智を超えたものが記者ゲイリーの見てきた世界の記憶を侵食してゆく。
かつてアメリカの近代ホラージャンルの黎明期では、こうした「不可解」なものの存在がスクリーンの中でちゃんと描かれていた。「悪魔のいけにえ」にしてもゾっとする瞬間は、チェーンソーをかざして追いかけてくるレザーフェイス、ではなく冒頭の農場で、人の気配がないのに、なぜか大きな音をたてて鳴っている発動機・・・という「気配」の怖さを見事に描いたシーンだ。「悪魔のいけにえ」の何が怖いかと言うと、“アメリカの田舎には頭のおかしな連中が居る”ことを描いた事ではなく、彼らがいかれてしまった元凶としての“土地”との関係を暗示している点、なのである。「十三日の金曜日」でも第1作の、あのラストシーンは、その後シリーズ化され「ジェイソン」という単なるキャラクターに成り下がってしまってからは失ってしまった、得体の知れない「何か」が宿っていて、恐ろしい。それは、南軍くずれの兵士が悪霊に追跡され、一人一人殺されてゆくカルトウェスタン「チカラ」と同じく「土地に巣食う邪悪」を感じる瞬間の“戦慄”に通じる恐怖なのだが、昨今のホラーは、もうそういったものの存在が希薄になってしまい、単なる暴力展覧会とキャラクターショウに成り下がってしまった気がする。残念だ。
海外では、アンカーベイUK社から、監督の音声解説などが収録されたコレクターズ・エディションが発売されているらしい。
「ブラック・レインボウ」、「チカラ」などの“失われた戦慄”をDVD時代に取り戻そうではないか。
[キーン] KEEN SUNPORT
つま先が保護されている為、子供にも安全で、安心して履かせられます。
幅広い設計になっている為、履き心地もよさそうです。
水にも強く、毎日思いっきり砂場やプールなどで遊んでいます。
子供は魚のデザインを気に入っているようです。
子供靴の中では値段は割高ですが、安全性と機能性の高さを考慮に
入れると、値段にも納得です。
KEENはずっと以前からのファンで、親子で履けるのも嬉しいです。
サントリー コーヒー ボス レインボーマウンテンブレンド 190g×30本
色々と缶コーヒーを飲んできましたが、結局はこれに落ち着きました。
甘すぎず、苦すぎずちょうどいい感じです。
コーヒーのデザインも結構好き。。
レインボウミュージックデスクベル
某デパートで、子どもたちが次々に夢中で遊んでいるところを見ました。
シンプルながら、ずいぶん、吸引力のあるおもちゃだな、と思い1歳と4歳の子どもに、ひとつずつ購入(喧嘩になるので)。
ピアノなど習っていない4歳の娘ですが、すぐに「ジングルベル」を演奏できるようになりました。
上から押すだけなので、幼児に向いています。おもちゃのピアノより、子供も親も、手軽に遊べると思います。
耐久性はまだ、買ったばかりで分からないので星を少なくしています。
でも、塗料がはげそうとか、外国のおもちゃにありがちの、雑な作りではありません。ボタンをおすと、内側から金属でできた鐘を叩くようになっていますが、内側の叩くものはプラスチックです(そこの耐久性が不明です)。
あと、テーブルの上で少々手荒に鳴らしたりしても、テーブルに傷がつかないようにベルのテーブルに接する部分は、工夫されています。