秦運動具工業 一本歯下駄 XLサイズ TCG104XL
一本歯の下駄を履いてしばらくすると、脱いだときに体が軽く感じられる。
厳密な原理はわからないが、身体のバランスが整えられることによって、負荷が減るのではないかと思う。
私は武術修行者であるが、古武術のブームがあり何かをしようとしても何をすれば良いかわからない人はまず一本歯下駄を使ってみればよいと思う。
日本古式の動き方を身につける第一選択肢に違いない。
働くアンナの一人っ子介護
介護には全く携わっていない私でしたが、独特な軽妙な文章が気に入り、また"なか見!検索"で見たアンリ伝説の続きが気になり(罠にハマった感じもしなくもないが)購入してしまいました。やはり購入して大正解でした。介護に関わらない自分にとっても、充分に日本の介護の現状や問題点を知る上でとても参考になりました。しかしそれ以上に、やはり実際に介護されている方にとっての貴重なアドバイスが豊富に載っております。具体的な心の持ち方や相手への接し方等いろいろと大変参考になるものと思います。これまで行った3人の介護と現在も行っている両親への介護は、確かに「嫁入り前?」の女性にはとてもテェーヘンなことだと思いますが、アンナ状況で介護を続けながらも、それを重く暗く感じさせることなく、すべてをネタにして、この本を出版されたこと脱帽です。とても明るくまた読者を飽きさせることなく書かれているので、最後まで素直に読めました。高齢化社会を迎えている日本にとっては、どなたにもお勧めの一冊です。
大震災 欲と仁義
ゲリラ隊の題名のもとに軽く飛ばした印象があるが、後半の商工会議所の山田(仮称)氏の行動は色々と参考になる。
平時の幅広い交友関係の支援の賜物であれば災害直後の緊急時には配分法云々よりはBetter than nothingと割り切るべきであろう。公開可能な記録ももう少し落ち着いてからの要望であろう。
今後の参考のために、山田氏本人の手記の出版や、荻野人間科学教授のFollowなどを期待したい。
マンションでも建設的な提案は一切なしにひたすら要求を並べる輩がいる。大企業の総務部などでの雑用係に多い。「青い鳥」タイプで何処まで行っても埒が明かない、運用上最もブレーキになる非生産的人物で本人はマンションに最も貢献していると自負している始末の悪い人種。
自治体も災害時の相互援助協定を結んでいるところが多いようだが、いざ災害となればよい意味での山田氏流にならざるを得ないであろう。その割りきりがないとツンドクになる。
この種の問題を表面化したレポートという意味で本書は貴重、更なる堀下げを期待する。