続・青春歌年鑑 1973
かぐや姫:フォーク、アグネス&麻丘めぐみ:アイドル、ガロ:ニューミュージック(初期ですからCSNY風です)、ぴんから兄弟:演歌、といいバランスで曲が配分されてます。1枚のコンピレーションアルバムとして見た場合、このシリーズの中では出来の良い方ではないでしょうか。
リストにはありませんが、五輪真弓の「煙草のけむり」も収録。この曲はファンキーでブルージー。「恋人よ」のイメージをお持ちの方は目からウロコですよ。必聴!
GORO CD BOX
高かったけど、満足しました。
ゴローのシングルのみならず、LPを聴き込んでるヒトにお勧め。
ライブ盤が付いてるので、曲が重なってしまうのが難点ですが、個人的には私の好きな頃のゴローの曲が沢山入っていて、良かったです。
シングルだけでは判らない、ゴローの色んな世界が楽しめます。
FACE/GORO A SIDE STORY
野口五郎さんのベストCDは持っていましたが、「青春の一冊」や「ダイヤル177」などの聴きたかった曲が入っていなかったので、このようなCDが手に入ったのは夢のようです。
NHK連続テレビ小説「さくら・総集編」DVD-BOX
2枚のディスクに、よくあれだけの豊富なエピソードを、視聴者の期待を裏切らずにまとめてあると感心しました。個人的には上巻の方が、学校で初めての挫折を体験するさくら、またさくらの母と祖父の20年ぶりの再会、曙理事長と祖母淑子の戦後50年を超えた青春の復活。これらが無駄なくまとめられていて、総集編だけを見ても十分泣けるシーンが多いです。
逆に後編はちと物足りないような・・・。もちろん楽しい曙中学校の文化祭、桂木とさくらの擬似ハワイアンウエディングを見て妬けるロビーがさくらに婚約指輪を渡すシーン。沼田屋のみどりさんの熱気あふれる出産、おじいちゃんが過労で倒れ、お父さんが三寺参りのろうそくを作り上げる息詰まる過程。
涙のロビーからの婚約解消・・・ここまでだったら私は☆5つつけたのですが、後半お互いを異性として意識し始めたさくらと桂木の描き方が、少し幼稚で不自然です。特にさくらが桂木に言う台詞がだんだん文部省の言葉みたいに理屈っぽくなっちゃって、「あの自然児のさくらちゃんは、どこに行ったんだ~!」と叫びたい気持でした。ノベライズ版では桂木とさくらは結ばれないんですよねー!?「結ばれて良かったね」という気持と、「おのれら、もう少し好きあうもの同士の本音を言え~!」と叫びましたよ。わたしゃ~。
だから☆4つ、マイナス☆ひとつの理由です。え?自分が今恋人いないからだろうって?何をっ!?くっ!・・・・でも当たってるかも・・・。
さくらの見所なんてたくさんありすぎてわからないのですが、私の一押しは「薬マニアの教頭先生」です。彼のさりげない台詞(特に後編で探してくださいね)が結構受けました。後はあまり出てこなかったけど沢田先生、野口五郎はまり役でしたね。あとは桂木がロビーと英語で喧嘩するシーン。この桂木の英語がまたうまいんだ!これはぜひ見てほしい(後編ね!)
さくらのパート2は始まらないかな?(希望)
続・青春歌年鑑 1983
松田聖子は松任谷由実、中森明菜は細野晴臣、森進一は大瀧詠一、高田みづえは桑田佳祐、河合奈保子は竹内まりや、梅沢富美男は小椋佳、と作曲陣がとてつもなく充実。歌謡曲をニューミュージックのアーティストが作るという図式もかなり定着していたことをうかがわせます。
でもナンバー1は、鳥羽一郎の「兄弟船」でしょう。今でも広い年代で歌われ続けるまさに「男の歌」。「型は古いが・・・」のパートで一度抑えて、「俺と兄貴のヨー」で爆発するエモーション。たまりません。