仕事に効く 脳を鍛える 新しいランニング (日経BPムック)
「なぜ経営者たちは走り始めたのか」の文字が、『日経ビジネス』らしさがあって、とても魅力的です。
決断と行動の繰り返しには、体力・持久力が、とても必要です。
それ以上に、走ることで「意欲を高めてくれること」を、最近の科学は解明しました。
脳科学者・久保田競(くぼたきそう1932年生まれ、京都大学名誉教授、医学博士)の「バカになりたくない、そう思ったら走りなさい」の言葉は、強烈に刺激的です。
p25「走ると前頭前野が活性化する」の脳の図を見ると、「時速9kmで走る」時の脳の働きが分かります。
この部分を読んで、久保田先生の著著『ランニングと脳』(朝倉書店)を読んでみようと思いました。
この『新しいランニング』は、走るキッカケになる第一歩の重要な役割になると思われます。
走ることを、とても楽しく、前向きな意識で走られている経営者たちの考え方と写真に触れることで、走る意欲を高めてくれます。
100番目のメッセージ
就職活動を終えた超行動的な全力大学生五人組が「会いたい人に会いに行く」というコンセプトのもと各界の一流の人に直に会いに行き、半年で経営者や職人やアーティスト、志をもって第一線で活躍している"先輩方"から99の若者に宛てたメッセージを集めた、という奇跡の作品です。 中身は、見開きで一人ずつ直筆のメッセージが飛び込んでくるレイアウトで、とっても読みやすいです。また、直筆のメッセージからは気の結晶がどんどんと溢れ出てくるようです。 人生を豊かにするエッセンスがぎゅっと濃縮された一冊、何度でも読み返したいです。 そしてすべての迷える大学生に読んで欲しい本です。