刻命館 PS one Books
「蒼魔灯」でトラップゲームというものを知り、シリーズで出ていたのかと思ってこれを購入してみた。
だがシステムや操作性などまったく違い、蒼魔灯とは別物だった。
でもこれは面白かった。
プレイヤーは「悪」と戦うのではなく、自分が「悪」になって刻命館に訪れる人を罠で殺してゆくのだ。
それも子供の病気を治す為に訪れた親とか、罪も無い人々を次々に罠にかけてゆく。
この普通じゃ味わえない感じが爽快。
でも人としての感覚が壊れない程度に遊びましょう。
「蒼魔灯」とはまた違った面白さがあると思います。
刻命館 オリジナルサウンドトラックス
ゲーム本編を知らずに、このサントラを買おうと思う人はいないと思うが、
収録されている曲のほとんどはゲームで使用されているままのものだ。
つまり、暗く、ドラマチックで、重い、という(笑)。
だが、意外かもしれないがジャズアレンジバージョンがとても良い。
機会があったらぜひ聞いてみて欲しい。個人的には必聴!だと思っている。
影牢~刻命館真章~
もともとが「人を罠にはめて殺す」のが目的のゲームなので、現実と区別できる大人(?)向けなのだが、自分は大のお気に入りであった。
そこでこのCDも購入した。非常に楽しめる。ゲーム中の場面がよみがえり、プレイ中の緊張感も味わうことができる。いまだに車の中で時々聞く(笑)。
意外に楽しめたのが、ジャケットに付いている各曲の解説。わずか数行の短いコメントではあるが、作曲者の苦労や事情が窺えておもしろかった。
それにしてもよくこれだけたくさんダークな音楽を作ったものだ、と感心してしまう。続編もあるが、この作品が一押し。最初に収録されたテーマソングを歌う水野さんが音痴に聞こえるのはご愛敬。
影牢~刻命館 真章~
このシリーズ?の最初の完成形がこれだと思います。
ゲーム的には難しい方だと思います。
一応ストーリー分岐などもあり、ラストが違ったりしますが、
やはりやるなら全員やる!のが良いかと。
最初は単純なトラップさえ上手く敵にヒットしません。
コンボなんて無理だ!なんて思えます。
ところがだんだん上手くなってくると10ヒットコンボなんて
当たり前の様に出来てしまいます。
トラップ同士の相性みたいなのがありますから、
どうしても繋がらないものもあります。
威力重視から見た目で笑えるものから色々揃ってます。
ここでこれで、敵がああなるからあそこであれで、あそこで発動したから、今度はこれで・・・
なんてトラップの配置やコンボを考えるのが楽しくて仕方なくなります。
敵は無残にやられてるのに笑いさえ起こります。アハハっとか笑いながらプレイしてたりします。
まあゲームの世界ですから、こんなのもアリかと思いますが。
最後のあたりは、このトラップは効かないとかって言う敵も出てきますし、
異常にスピードのある敵とかワープする敵とか出てきて、かなり焦りますが、
トラップゲーの元祖完成形としては、良い出来だと思います。
古いゲームですが、だからこそやってみるのも良いかと思います。
刻命館
プレイヤーが館の主になって館に侵入してきた悪い奴やいい人間を次々と罠にかけていくという奇妙なゲーム。他にありそうでないタイプのゲームなので新鮮。しかもハマる! 侵入者が罠にかかった時が一番おもろいが、自分が侵入者に追いかけられてる時も意外とおもろかったりするぞ。とにかくハラハラドキドキが楽しめる数少ないソフトだ。
読み込み時間が少し長いが、ロード時に"今どこまで読み込んでるのか"といったメーターが表示されるので長く感じない。
本当は☆5つでもいいのだがなぜ☆4つかと言うと、それはゲーム本編に問題がある訳ではなく、メモリーカードに問題があるのだ。このゲーム、なんとメモリーカードを9ブロックも使ってしまう。しかも、1つのセーブデータだけで9ブロックも使う訳だから、データを2つ作りたい場合はメモリーカードを2つも用意しとかなきゃならない。それだけがおしい。