3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)
小さい頃、「マンガばかり読んでるとアタマ悪くなるよ」と私に言った大人たちに、
この本を「どうだ!これでもかっ!」と突きつけてやりたい。
こんなに1冊の本を読んで、誰かにすすめたくなる本はそうはありません。
何なら誰かに借りてでもいいので読んでほしい本です。
この6巻ではひなちゃんの学校のいじめが悪化し、中学生には耐えがたいであろう状況に陥ります。
そんなひなちゃんのために何ができるだろうと考え抜く零くん。
18歳の零くんの倍は年齢を重ねた私は、時に島田さんや林田先生の気持ちで彼らを見守る目線になったり、
時に零くんやひなちゃんに寄りそい、心の痛みを感じたり、そして自分自身の未熟さを指摘されたようで
辛くなってしまったり…。
もし私が零くんに語りかけることができるとしたら
未熟さを恐れることはない、君は少しずつ少しずつなりたい自分に近づいているよ、と教えてあげたい。
そんなことまで思うほど、この本にどっぷり浸かっています。
ハチミツとクローバー 5 (初回限定版) [DVD]
なぜにローマイヤ先輩が未放映なのかさっぱりわかんないくらい、めたくそおもしろくって、このエピソードは必見でしょう。アニメハチクロってどのエピソードもレベル高くって順位をつけるのは難しいけど、特にこの5巻に収録分はどれも大好き!ローマイヤ先輩でガツンとやられ、はぐちゃんのキス、修ちゃん先生のリアクション、せつない竹本君、着付けのシーンで腹抱えて笑って、またまたせつないあゆ、なんていいやつ竹本君、森田兄よ、あんたって・・・。泣くほど笑ってたら、本意気で泣かされる、という。感情を揺さぶりまくられぐったりしたとこで、毎回ゆるめなキャストインタビューで回復し、さっまた観るか、とループする。終われないっす・・
ハチミツとクローバー 8 (初回限定版) [DVD]
リカの過去の話や、竹本が自転車で旅に出て行く話、しっとりしたストーリーが多い巻です。でも青春スーツは笑えます。
いよいよラストに向けて皆が動き出すっていう感じです。
※限定版の特典内容はローマイアハムとホイップちゃんのしおりです。
最近特典がしょぼくて残念ですがラスト9巻に期待です。
ハチミツとクローバーII Vol.1 (初回限定版) [DVD]
1期とノリが違うとは思えません。物語が佳境に入っただけのことでしょう。
十年一日の堂々巡りをしないからこそ、彼らは成長しているし中身も濃いと言える。
期待したものと違うからといってダメな作品のレッテルを貼るのはいかがなものか。
1期の終わり頃と2期のはじめのほうを比べて別作品と感じるような違和感はないです。
綺麗な過去を並べたベタな内容というけれど、この物語は基本的に前向きですね。
過去話は出てきますけどそれが綺麗な過去と言えるかどうか。
結局彼らは挫折を経ているから、挫折の向こう側にある過去が綺麗に見えるのは当然のこと。
しかし挫折も含めて過去なのです。彼らはそこから今を、さらに未来を見つめようとしている。
少女漫画らしいが中身がないというのもどうでしょう? 私は少女漫画らしくはないが中身はあると思っています。
この作品の原作(者)は言葉を編むセンスが豊かで文学的素養を感じさせます。
それは平均的な少女漫画から「ハチクロ」を分ける特徴になっていると思うけど、アニメでも踏襲されている。
また平均的な少女漫画と比べ、物語の人物たちはそれなりに広い視野を持っていると思います。
彼らの内省は他者を見つめることを忘れていないし、そこから自身を位置づけようともしている。
それは社会性というもので必ずしも少女漫画的特徴とは一致しないと思います。
後半に出てくる会社の乗っ取りなんていう話題も男性的な指向のように思いますし、
少女漫画的というなら同時期にアニメ化されている『僕等がいた』なんかいかにもって感じはしますけどね。
行きがけの駄賃に比べると『僕等がいた』に対し『ハチクロ2』の中身の多様さは一目瞭然で
中身が無さ過ぎるとはどこらへんを言っているのか? そっちのほうが謎。
ハチミツとクローバー 4 (初回限定版) [DVD]
「修ちゃん・・・」とはぐちゃんが花本先生がいない寂しさが表れていて
観ている側も寂しさを感じます。居なくなって改めてその人の存在が大きいことに
気づくんだって実感します。
真山はすっかり社会人ぶりを見せてくれます☆
あゆがみんな真山に○○ついているところ、できないところがかわいい乙女心です☆
一度も恋をするとどさくさにまぎれて〜って思っちゃう場面があります!
森田さんの器用さも良いです☆好きな人に手作りでもあげちゃうなんてすごい!
あゆと森田さんの友情もいい感じ。