子連れ狼 第1巻 愛蔵版 (キングシリーズ)
昔、テレビで実写版のイメージが強くはっきりいって苦手でした。
その流れで漫画も興味がなく、興味を持ったきっかけはひょんなことから耳にした橋幸夫さんが歌う子連れ狼の歌でした。
年を重ねて気づくいい歌で、歌詞の内容からイメージが膨れあがると漫画も見たくなり、いきなり新・子連れ狼を見てしまいましたがすごくいいので改めて最初から買い始めました。
作画の方が変わりますがどちらも素敵です。違和感ないです。
本当にこだわりを持つ方は色々意見が分かれると思いますが、
そういった見方を意識せず引き込まれる話の内容や絵の静けさがあります。
見終わった後にジーンとしたものがいつまでも張り付いて離れず心が落ち着く感じがします。
世界中で読まれ今も売れ続けている物には意味がありますね。人生の中で出会えて良かったとおもいます。
子連れ狼 冥府魔道の巻 (特典ディスク付 4枚組ボックス) [DVD]
DVDが世間に出た頃から待ちわびていた6作品がやっと揃って大満足です。10年ぐらい雑誌の隅々までチェックしていましたがその作業も終わりました。ダビングテープももはや思い出の品です。つい最近まで存在をしらなかったショーグン・アサシンを早速見ました。84分ぐらいで1作目の回想シーンと2作目をわかりやすくうまく編集しています。暴力シーンはほぼカットなしですが別式女が斬られるシーンで一場面だけカットがあります。欧米人には許せないのでしょう。あとセリフも大きく差し替えられてストーリーさえ別の意味になっています。江戸時代の事情や独特の宗教感はわかりにくいので仕方ないと思います。題名にも納得です。音楽が違っている上にセリフが英語なので軽くなったように感じました。うまく欧米化されているなと感心はしましたが、私はオリジナルが持っている独特の世界観と音楽が好きです。
子連れ狼 10(悲願鬼哭編)―愛蔵版 (キングシリーズ)
連載当時に一世を風靡した「子連れ狼」を、
今回刊行された愛蔵版でじっくり読み返している。
柳生一族との確執が根底に流れるストーリーが
見事に「絵」とマッチして大五郎の表情、拝一刀のセリフに
何度も泣きそうに…
原作者が天才だからと言ってしまえば簡単だが面白過ぎ。
さすがはアメリカでも認められた劇画だ。
10巻は特に男の強さと優しさが際立った作品満載で
何度も読み返したくなる。
「子連れ狼」は小池一夫氏、小島剛夕氏が生み出した
日本の芸術作品である…と言っても過言ではないだろう。
Ronin
「RONIN」とは、もちろん「浪人」のこと。
これはアメコミ界の鬼才・フランク・ミラーが、日本の名作劇画『子連れ狼』にインスパイアされて描いた、SFサムライ・コミック!
中世日本で主君を悪魔に殺され、「ローニン」となった侍が、近未来のアメリカに転生し、生体コンピュータと手を握った悪魔に再び戦いを挑む・・・。とストーリーだけ聞くと支離滅裂なキワモノのようですが、実は物語・作画共に緻密に計算された、アメコミ史上に残る大傑作です。
劇画の構図やコマ割りを大胆すぎる程に導入し、まさにミラーはやりたい放題、才気走っています。今の日本マンガからは廃れてしまった表現形式が、アメコミの中で新鮮な輝きを放っているのは、かなり衝撃的です。
例によって、ヘンな日本の描写が出て来ますが、読み進む内に、「これも実は意図的な仕掛けなんじゃないか?」と思えてくる辺りは、やはりミラーの天才の為せる業。
80年代以降の日本マンガ・ジャパニメーション等に影響を受けた現在のアメコミ以前に、70年代劇画の影響の下に生まれたアメコミが在った。アメコミファンだけでなく、むしろ日本のマンガ読者にこそ読んでもらいたい。
子連れ狼 DVD-BOX 二河白道の巻 (4枚組)
やったぜ!遂に、若山富三郎版「子連れ狼」がDVDになった!この日をどんなに待ち侘びたことか!1970年代にすでにこんなスプラッターアクション時代劇の決定版が存在していようとは!ほんまにこんな時代劇は二度と見ることはできないでしょう!確かに荒唐無稽ではありますが、若山富三郎の、あの驚異的な殺陣は何度観ても素晴らしいの一語に尽きます!!個人的には第一作と第三作が一番好きですが、レンタルビデオで借りたテープやCS放送で録画したのを何度も観たのが昨日のことのようですが、やっぱり特典付きのDVDソフトがいつか発売されることを祈ってました!そしてようやく願いが叶ったというわけですが今は東宝さんと勝プロモーションさんにありがとうございますと言いたいです!(ついでに弟の勝新太郎のかみそり半蔵シリーズもDVDを出してもらえませんか?)