ベスト・ヒッツ・ライヴ~ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルーム [DVD]
キャロルキングといえば「つづれ織り」が余りにも有名。私自身彼女の存在を知ったのはある国内アーティストのライブで聞いたカバー曲「You'vd got a friend」「Will you Love Me tomorrw」「so far away」そして、彼女のアルバムも購入したが、なんか違和感がありちょっと遠ざかっていた。それから10年以上経ち、ふと立ち寄ったショップで「Loves make the world」を聞いて一気にファンに逆戻り。そしてあるテレビ番組のゲストで彼女が演奏する姿を見て俄然興味が湧き、同時期にこのDVDを購入。
本当にアットホームのような雰囲気の中で次々を演奏される名曲の数々。
勿論「You'vd got a friend」をはじめカバーでしか聞いたことのない曲をリアルタイムで聴くことができた。それを聞くだけでも感動だが、なんと言っても年齢を感じさせられない。50年以上のキャリア。ビートルズをはじめいろんなアーティストがカバーしているほどの人なのに、本当に「キュート!」って言ってしまいそう。タイトル曲「Welcome to my Living Room」も思わず微笑んでしまう歌詞内容である。
随分年上の女性に失礼かもしれないけれど、肩の力が抜けのびのびと歌う姿。そして茶目っ気たっぷりのMC。ファンも本当にリラックスした雰囲気で、客席との距離感も全く感じさせられない。まさに「我が家へようこそ」といったライブである。
一切無駄をなくしたシンプルなステージだが、それだけに楽曲の素晴らしさが際立つ。
自分自身もこんな年齢の重ね方をしたいなと思ってしまう、素敵な女性のライブである。本当にお茶を飲みながらリラックスするにはお勧めの1枚。
今年来日する。残念ながら行くことはできないが、このDVDを見ながら雰囲気だけでも味わおう。
I’m on my way up again
Blues Alley Japanでのライブアルバムですが、結構イイッスよ。房さんの場合スタジオよりもライブの方がより良さが発揮されるように思います。ただこのライブ当日はインフルエンザで39度近い熱があったと聞いてアルバムを聴くまで不安もあったのですが・・確かに声はかれていつもの伸びがないのですが良い意味枯れて「負けるもんか!」っていう気迫と熱いグルーブ感が伝わってきていい感じです。個人的には房さんのライブアルバムではブレイク・ダウン時代のライブとこのアルバムが一番好きです。曲の方もライブでお馴染みのものが並んでますし、房さんのアルバムでどれ買おうか迷っていらっしゃたらライブアルバムではこのアルバムをお薦めしますね。正木五郎さんの色っぽいドラムも良いですし、お得意の「Same Old Blues」の”ため”は最高です。
ベスト・ヒッツ・ライヴ~リヴィング・ルーム・ツアー(紙ジャケット仕様)
2008年11月についに日本でも行われた “Welcome to My Living Room Tour” のアルバム。ただし、1回のライヴをまるまる収録したものではなく、2004年のいくつかのライヴからの音源が混ざっている。だが、実際のライヴと同様の2部構成で並べられた2枚組であり、アンコールの最後が “Locomotion” で締めくくられているのも同じで、通常のライヴ・アルバムとしてまったく違和感なく聴ける。(なお、DVDの方は2005年のライヴの模様であり、CDとは収録曲が異なっている。)キャロルのピアノ弾き語りから最大でもギターを二人加えた三人編成の、コンセプトどおりこぢんまりとしたくつろいだ感じのアコースティック・ライヴで、その分彼女の楽曲の素晴らしさが感じられる。また、5曲目をかつて公私両面でのパートナーだったジェリー・ゴフィンとの間の娘ルイーズ・ゴフィンと歌っているのも聴きもの。
このCDの最初に収録されている “Welcome to My Living Room” という曲では、「私は62歳」と歌っているが、2008年のライヴでは「私は66歳」と歌詞を変えて歌っていた。この年にもなれば衰えが感じられたとしてもおかしくはないし、このCDでは、もともとハスキーな感じのある彼女の声がガラガラ度を増して少々耳障りに感じられるところすらある。だが、それから4年たった来日コンサートのほうがむしろ聴きやすく、味わい深い歌を堪能できた。その意味で、そのコンサートを経験した後にこのCDを聴くと少々複雑な気分にもなるが、曲目や構成などの点で実演を思い起こすよすがにはなると思う。ただ、そのような事情ゆえ、実際のコンサートを聴かなかった人がこのCDを聴くとその声に不満を抱くかもしれないし、日本盤タイトルには「ベスト・ヒッツ・ライヴ」などとあってベスト盤的な意味合いも持たせて売ろうとしているものの、彼女の曲をまだあまり聴いていない人がベスト盤をほしいと思っているのであれば、この盤を買うよりもまずは万全の声で歌われたオリジナルで編まれたベスト盤を聞いたほうがよいだろうとも思うので、あえて星3つとする。
Welcome to My Living Room [DVD] [Import]
またやっちゃいました、勘違い、早とちり。CDのLiving Room TourがすごくよかったのでとDVDも買おうかなとは思ったけど、日本盤は高いし輸入盤はリージョン1みたいだし、なんて迷ってたんだけどリージョンオールのプレイヤー購入したのを機に輸入盤を買いました。CDと同内容のDVD版だとばっかり思って観てて、やっぱり映像が付くと音の印象も大分変わるなとか思ってたんだけど、あれこんな曲やってたっけとか思ってジャケット見比べてみたらセットリストが大分違う。なんで?と思ってよく見たらタイトルも違うじゃありませんか!CDはLiving Room TourでDVDはWelcome to My Living Room。同じツアーだけど収録会場も違う。一人赤っ恥状態でした。でも、どちらもいい内容だし、同じツアーでも段々内容が変わっていくというのがわかっておもしろい。多分こっちの方が早い時期でCDの方が後なんじゃないかな。元々、Caroleさんちのリビング・ルームにギター(時々ベース)兼コーラスの男子2名とオーディエンスが招かれるという公開熟女3Pというような設定のツアーなんだけど、DVDだと前半はほとんどCarole一人の弾き語りで途中から男子2名がサポートに入るという展開だけど、CDだと二人の出番が増えている。あんたたち手が空いてるんだったら出てきて演奏しなさいよってな感じだったんじゃないかな。そのかわり男子の1名がメインで歌うコーナーはお客さんの受けが良くなかったのかカット。全体的に演奏や歌は当然ながらCDのほうがこなれてていいけど、動いて歌う63歳のキュートなCaroleが観れるという点でDVDも捨てがたい。結局、両方買いなさいってことだね。
Room Of King DVD-BOX
水嶋ヒロが「フツーの男の子」をとてもキュートに演じています。きっとこの役、素顔の彼に近いのでは?演技がとても自然です。メイちゃんの執事で水嶋ヒロファンになった人にはとても新鮮だと思います。
このドラマ、放送時は視聴率があまり良くなかったようなのが不思議です。ドラマのストーリーはこれまでにないシチュエーションで面白いです。大宮エリーのワールドが展開されてます。キャストも曲者揃いでキャラが立ってるし、映像・音楽も小洒落てて良いです。