ディーズ・タイズ
全体を通じて聞きやすく、耳になじみます。ファーストアルバムは女の子らしいイメージのアルバムでしたが、今回のアルバムでは強さが感じられます。最初はファーストアルバムのほうがいいかも、と思いましたが、聞くうちに引き込まれていくアルバムだと思います。家で、車の中で、アミエルの世界に浸りましょう!ファーストアルバムでアミエルを気に入った人は、買って損はないです。今後もアミエルに期待します。愛地球博に来たそうですが、日本でぜひライブをやってほしい!!
ジャック・サマースビー [VHS]
リチャードギアとジョディーフォスターが競演しているというわりに、知名度があまり高くない映画だと思います。
殺人犯人を追う映画で、内容は悪くないけど荒野を舞台としているあまりにちょっと暗い感じが拭えない。
静かに過ごしたい夜には合うかも。
オーディオ・アウト(期間限定)
オーストラリア出身の、アメリカ人とのハーフで現在24歳らしいです。
大人びた(と言っても実際に大人なんですけど)外見とは裏腹に、
なんだかとってもキュートな歌声。
無理しない発声って感じで、聴いててほっとします。
でも歌詞の内容は…
なかなかすごい、らしいです。
歌詞カードがついてなかった上、
英語のリスニング能力がない私にはあまり内容を理解できていないのですが、
確かにTrack.1のLovesongでは過激なワードが聴こえてきます。
ジャンルは一応ポップスということになっていますが、
カントリー風、ロック色の強い曲などいろいろあって、単純なジャンル分けは難しい。
やわらかな声のまま、ジャンルの境界線をあっちへこっちへ、自由自在。
自分が自分であることを恐れないでいることがカッコイイ、誰にも似ていたくない、
と断言する彼女、今後もオリジナルな存在としての活躍を期待できそうです。
アミエルの日記 (1) (岩波文庫)
アミエルは、知る人ぞ知る(と私は思う、アミエルが有名でないという意味ではなく)19世紀の哲学者・文学者です。著作は色々あるようですが、有名なのはこの「日記」です。日記文学の傑作と名高い本書は、ロシアの大文豪・トルストイも絶賛したといいます。岩波さんから出ているものは全4巻です。
細かい字でびっしり綴られているので、読み通すには根性が必要ですが、それでも最後には「読んでよかったな」と思わせる力のある名作です。私は数年前、今から考えればまだまだ読書筋が未発達の時にこの本を読んだのですが、本書の中の「一枚の葉っぱにも物語がある」という一文にショックを受け、「うををー!一流の詩人ちゅう人の眼差しは、たった1枚の葉っぱにさえこんなに注意深く注がれるのか!私が登り始めたこの世界文学という山は何て高いのだろう!!この境地には、まだまだとても適わない!」と、頂上への道のりの遠さを思い知って愕然としたのを鮮明に覚えています。
今、昔よりはこのアミエルの言葉を味わえるようになった(・・はず)の私は、「一枚の葉っぱ」の物語に思いを致すことのできる、詩心のある人間が一人でも増えるなら、世界における生命の価値は確実に高まり、この世界は本当の平和に一歩近づくのだろう、と思っています。
まだまだアミエル先生に学ぶことだらけ。可能な限り読み返し、長く付き合っていきたい一冊です。
wannabe !
普段洋楽を聴かない私でも、「あっ、この曲聴いたことある!」「誰が歌っているのか気になっていた曲だ!」という曲ばかりで、買ってよかった~の一言につきます。
しかもどの曲もカッコイイ!
ドライブのお供にどうぞ~。