ノエイン〈2〉もうひとりの君へ (MF文庫J)
1巻、2巻まとめての感想ですが、アニメでは異様な世界観ゆえ、消化しきれていなかった所もあったのですが、そこも含めてすんなり頭にはいるようにうまく2冊分にまとめられています。素直におもしろかった。またライトノベルでは重要な挿絵もイメージをこわさず、かつこのキャラがこんな表情を、という楽しさもありました。残念なのは誤字や脱字が多いこと。一般の本なみにしっかり校正してほしいものです。
ノエイン もうひとりの君へ Blu-ray BOX
1 画質…(3.5/5.0)
私の感覚では、DVDとあまり変わらない気がする。過度の期待はしないほうがいいかも。
自分の目が肥えてしまっただけかもしれないが…。
2 箱…(3.0/5.0)
デザインは良いのですが、ディスクを格納するプラスチック部分が頼りない感じです。
簡単に外れそうな気がして怖い(^_^;)
3 作品として…(5.0/5.0)
みなさんの評価の高さが頷ける出来。バトルシーンも良いが、子供たちの会話がなんか可愛くて好きだ。
2話の作画にはちょっと驚いたが、あれはあれで結構気に入っている。毎回人物の顔が微妙に違うので「今回はどんな絵かな?」と、
そんな風に楽しんでいます。
ノエイン もうひとりの君へ DVD-BOX
待望のDVD-BOX化です。
当時、ローカル局の深夜枠とは思えないクオリティに毎回ドキドキしながら放送を見ていた記憶があり、
シナリオの秀逸さは勿論、劇中のアクションシーンには度肝を抜かれました。
サスペンス、アクション、タイムトラベル、並行世界、青春物といった一見バラバラの要素をこれだけ綺麗にまとめた
作品は他に無いと思います。是非、多くの方に見て頂きたいです。
ノエイン もうひとりの君へ〈1〉 (MF文庫J)
年末年始にアニメの連夜再放送があると知り、その前に文庫本を読みました。函館には住んだことがあり懐かしく思いました。
5月頃、まだ木々が葉を茂らせる前にの林間に春の妖精といわれる草花スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)(エンレイソウ、カタクリ、エンゾエンゴサク、ニリンソウなど)が函館山で花を咲かせます。
さて、この物語、主人公は小学六年生の女子「はるか」、夏休みに友達の男子2人女子2人とで奇怪な事件に巻き込まれます。15年先の未来からやってくる黒マントの一味に「はるか」が狙われるのです。黒マントの1人は「はるか」の守護霊となって戦います。なんといっても彼は「はるか」のボーイフレンドの15年後の姿。
親友という言葉が一寸安っぽ過ぎるところがありますが、まあいいでしょう。
Idea
主題歌になっているアニメが好きで買ったんですが、曲にもハマってしまいました。
イントロは静かに、儚げに始まるのですが、サビに近づくにつれて一気に盛り上がりをみせます。
菊地さんの作る曲はすこし単調な感じもしますし、実際そこまでゴチャゴチャと音を使ってないと思いますが、
それでもグッと惹かれる神秘的な魅力があり、独特の世界を創りあげています。音が綺麗です。
それにriyaさんの澄んだ歌声がマッチしていて、とても心地良い音楽に仕上がっていると思います。