好きになっちゃったカトマンズ―ふしぎ都市 神秘ナンデモナゾ解き旅 (アジア楽園マニュアル)
基本的にきちんと研究者が調査したものではないので、情報が正しいかは不明な部分がある。また、情報が全体に古め。ただ、なかなかわかりにくい庶民の生活のいろいろな面がみえて面白い。チャン(ネパールの酒)作り、陶芸、宗教画、IT企業、かつてあったネパール唯一のファーストフード店、占星術師など、援助と宗教ばかりでなかなかスポットが当たりにくい庶民生活の部分も書いていて、ネパールのことをある程度知っている人でも新たな発見があるのでは。動物園でネパール人が動物に優しく接しないとか、カセットを修理に出したら直って戻ってきたとか、日本人にはびっくりなことも書いている。それなりに調べて書いているので単なる「アジアの不思議な国」の印象を書いた本とも違い、具体的でおもしろい。
ネパール ククリ ラム 750ml (Khukri Rum)NEPAL
この甘さは極上だ。グラスから立ち上がる香りは、太陽をふんだんに浴びる健康な素材を想わせ、彼の地の豊潤な季節や慈しみ深い日常までもが感じられるようで、ネパールという未踏の地に抱いていた自らのイメージの貧弱さを呪う。
休日の前夜に一晩かけて理解し合いたい友と。是非にも。
憧憬☆カトマンズ
ちょっとお馬鹿っぽい29歳の後藤ちゃんと中尾ちゃん。
最初は二人の会話に若者っぽさを感じて、違和感がありました。でも底抜けに明るい二人の話は読んでて面白かったです。
自分も周囲もハッピーに!というなんと素敵なお話でしょう。現実もこうであればいいのに…
アジア回帰線飛行 ~福岡・昆明・カトマンズ~
以前、武田一男氏の「YS-11台風飛行」を購入したこともあり、今回は期待して購入しましたが、今回の評価は今一歩でした。録音時期がJAS時代ということもあり、JASカラーの登場を期待しましたが、それもありませんし、途中経由地、昆明での駐機中の録音もカット、最終目的地のカトマンズでの録音も着陸の段階で終了されています。最後のスポットインまで公開して欲しかったですが、それもありませんでした。出発時の福岡空港でのやりとりは詳細に録音されており、普段耳に出来ない客室乗務員との業務連絡も聞けて非常に臨場感があったのですが、最後で台無しになった感じです。今後に期待して評価は星3つです。次回作品ではその辺りの改良を期待したいところです。
ヒマラヤの「正倉院」―カトマンズ盆地の今 (historia)
正倉院なんてタイトルが付いていますが、内容は全てネパールの事についてです。ネパールの文化や宗教について詳しく書かれているので、ネパールの情報を知りたいと思っている方には丁度良いと思います。また、挿入されている写真を撮られた方は、ユーラシア各地を長年写真に撮り続けてこられた大村次郷氏で、とてもクオリティーが高く、量も豊富です。このヒストリアシリーズでは、他の本でも大村氏の写真を見る事が出来ます。また、本のサイズは大き過ぎず、小さ過ぎず、本棚に収めるのに丁度良いサイズだと思います。