特攻現代百物語 新耳袋殴り込みリターンズ
内容のメインは、怪談新耳袋殴り込み! 関東編の話です。
不発となった村上賢司監督作の映画版の裏話、というかバッシングが小気味良く連ねてあります。
毎回の敢えて火中の栗を拾うが如く、怖いが仕事のために心霊スポットに突入するという無茶っぷりは健在ですが、
映画版で指摘があるように、本書でもチャントヨ不在による偏差値貧乏さが発揮されていない感があります。
毎回挙げられる誤字脱字ですが、全く気になりませんでした。
話が全体的にテンポ良く読めました。
最終章では有名どころでなく、全く身近に発生した怪異が後を引きました。
今までの話とは一線を化すスタイルです。
次の本は沖縄編?
ギンティの遅筆が改善しますように…
そしてチャントヨ、お願いですから次作では復活して下さい…
夢幻転生~龍希と小虎と戦国ゾンビ~ (ダンガンコミックス)
絵がかなり独特なのと、画面構成に強い個性があるのでちょっと
読みづらい感がある。
それで☆3つとしました。ごめんなさい。
話そのものはありがちな武将蘇りものだけれども、そこにラブコメを
絡めて来ているところとか、元気な毛利子孫とか、展開を期待させる
要素があちこちにあって面白い。
毛利ハルカちゃんの元気はすでに主役キャラ並。
龍希にはもうちょっと、もろもろな部分を頑張って欲しいところ。
そして武田と上杉だからそれぞれの武将がよみがえるかと思いきや
ラストで出てきたのは伊達政宗っぽい。
こういう、一筋縄でいかない展開は大歓迎なんである。
爆発現代百物語 新耳袋 危ないパワースポット
DVDの殴り込みシリーズは以前から見てましたがこの手の書籍がでていることを最近知りまとめて購入しました。
書籍をみてから改めてDVDを観て新耳メンバーの魅力がわかりました。
ただ過去昨にでてきた「ようちゃんこ」や「オノチン」のようなぶっ飛んだキャラクターが出てこなかった為面白みに欠けました。
他社でだしている「封印映像」のような形で「封印映像…ようちゃんこ」とか見たいですね。
極悪の華北斗の拳ジャギ外伝 上 (BUNCH COMICS)
先日、コミックを購入して読みました。
思っていたよりも、真剣克つ、シリアスな部分が多かったように思います。
外伝は、レイも読みましたが、個人的にこちらの方が、面白かったです。
ジャギが、北斗の拳で見せていた、非道な人間性は、はじめからあったものではなく、成長していくなかで、備わっていったものなのか?と思わせるラストでした。
不器用だけれど、直向きだったからこそ、今のジャギがいるのかもしれない・・・
登場する、幼なじみの女の子が、ジャギに惹かれていく気持ちが、違和感なく伝わってきました。
次巻は、夏ごろ発売のようです。
続きが楽しみです。
攻撃現代百物語 新耳袋 BOOK1
本書で特に楽しめたのは、メテオの登場と、八甲田山に充てられた章全体です。
DVDや、『怖い噂』の誌面でのフォトジェニックぶりも素晴らしいですが、ほぼ文章のみで構成されている本書でも「華」があるのを感じます。
今後も随所に投入されるであろう、メテオさんの登場はしょうげきでした、いい意味で。
そして八甲田山の章は、他の章の様なタルみも少なく素晴らしかったと思います。
そして、まだ含みというか、あきらかにされない事象があるため、こちらの想像力が介入する余地があるので、恐怖がさらに増幅されます。
これまでの殴りこみのような、ドラマティックな人物・事象(男の墓場プロのコブラ・ようちゃんこ・天狗神社殴りこみ直後の事件等)がない分、センセーショナル度は減ったように感じますが、何度も読み返すことのできる実直な味わいがあって、こういうのもアリだなと思いました。
出来れば、DVDや、『怖い噂』や『映画秘宝』なども鑑賞した上で本書にあたると物語の深みが増すと思います。