キラー・サウンズ
本人達が「Big Audio Dynamiteにヒントを得た」と語っている通り、
あらゆる国や時代の多彩でモダンなダンス・ビートと、ロックンロールや
ソウルのクラシックを彷彿させるメロディや楽器の音が好対照を
描きながら同居している。アルバムを通して今まで以上に多様な
曲が並び、全然飽きさせない。さらにこの人たちの特徴として、
一曲ごと、そしてアルバム全体を通して様々なストーリーを感じさせてくれる
ところがあるが、その特徴は今作においても全く損なわれていない。
それどころか、歌詞だけでなく声や音やリズムを通して、こんなにひりひりと
誰かの人生の一場面を、自分の人生で起こったことみたいに感じさせてしまう
音楽があるだろうか。いやない。
全曲最高です。1曲目から熱く暑苦しい漢のロックンロール全開。
ハウス、ヒップホップ、ソウル、レゲエ、その他中東風のリズムなどが混在する
今作は、世界にはこんなに踊るための、生きるためのリズムがあるんだぜ、
と投げかけてくるかのよう。踊るしかない。
最後の「キラー・サウンズ」はバンド史上最高の名曲だと思う。
こんなに暑苦しいのに、最後はなぜか涼しく爽やかな気分になるのは不思議。
ボーナストラックは弾き語りなど、ちょっとリラックスした
ハード・ファイの一面が楽しめるので、ファンは迷わず買いです。
デジカメで撮影した写真や動画を自動でアップロードしてくれる機能を搭載しているメモリーカード。
無線でインターネットに接続できる環境なら、撮影した写真をクラウドサービスや自宅のPCなどに自動的に送信してくれるように設定することができます。
自動で日付でフォルダをつくってくれるので、あとで確認するときも便利です。
メモリーカードの容量が一定以上になると母艦PCにアップ済みの画像の中から古いものを削除してくれるのも地味に便利。
Eye-Fi Pro X2 8GB EFJ-PR-8G
ダイレクトモードでiPadでの画像確認用に購入しました。
私はRAW+JPGでで撮りJPGのみ転送していますが、JPGの品質を落として撮っているので、
転送がスムーズに行えています。
NEX5にてRAW転送も試してみましたが、電波環境が良くないのか、
カメラのバッテリーがみるみるうちに減っていきます。
1分間転送して3%程です。AC電源駆動できるカメラでの使用が前提ですね。
Killer Sounds
UKのバンドによる3枚目のアルバム。彼らのサウンドを大雑把に説明すると
パンク、ダブ、スカ、レゲエにディスコを混ぜ合わせた男臭いエモーショナルなロック・サウンドとなる。
今作でも彼ら特有の熱いサウンドは健在。
アルバムを一聴した感想としては、よりダンサブルでキャッチーになった印象を受けた。
アルバムは先行シングルの「Good For Nothing」で幕を開ける。
誰にも、何にも屈さないと胸を張るような大股歩きのブレイクビ−ツがとても格好いい
素晴らしいオープニングナンバーで、続く「Fire In The House」は
電子ベースとトランシーなシンセで始まる、ニューオーダーを思わせる4つ打ちのダンス・チューン。
雰囲気がちょっとだけ「ヒア・トゥ・ステイ」(ニューオーダーの曲)っぽいかも。
個人的には続く「Give It Up」と「Bring It On」の各パーツに少しだけ
マイケルジャクソンを感じた部分があった。
「Give It Up」ではキーボードに、「Bring It On」ではギターのリフとベース&ビートに。
どちらもクライム・ムービーに使われていそうな、ミステリアス&ハードボイルドな雰囲気の音で
とても曲に似合っていて格好いい。
曲全体でみた場合、マイケルジャクソンみたいな曲になっているというわけではなく
ちゃんと彼らの音楽に消化されて一要素としてまとまっている感じ。
特に「Give It Up」は、さっき述べた部分とフルートのサンプリングが
パンキッシュなダブ/スカの要素をもった彼ら特有のサウンドとうまい事調和しており
個人的にも気に入ってる曲の一つ。
5曲目の「Feels Good」は、中近東のサウンドを取り入れたビート・チューンで
「Good For Nothing」もそうだけど
このご時勢にこういうサウンドを取り入れるのは、彼らなりの意思の表明でもあるのだろう
(そういった音で踊らせる曲になっている所とか)
世界の辺境のリズムを用いたパンキッシュでダンサブルなサウンドといい、
熱く硬派な思想といい、彼らを現代のザ・クラッシュというのはちょっと言い過ぎかもしれないが
少なくとも彼らがクラッシュの影響下にあるのは間違いないだろう。
このアルバムで聴ける素晴らしくダンサブルなロックチューンは、今までのファンの方を
充分に満足させるだろうし、彼らを聴いた事のないリスナーに対しても
しっかりアピ−ルする出来になっていると思う。
非常にキャッチーでアルバムを通して曲も良いし、何度も書くがダンサブルな所が非常に良い。
今作もまた良いアルバムでした。
商品自体の魅力については多くの方が触れて下さっているように
SDカードをデジカメから出さずに同期できるので非常に便利です。
前々から気になってはいたんですが,
一番デジカメを使うで旅行にパソコンを持って行くことはないと考えていたため,購入に踏み切れませんでした。
ところがダイレクトモードが搭載されることを機に,購入することにしました。
しかし,旅行先でiPadと共に使ってみて思ったのは
パソコンとの同期というのがメイン機能であってダイレクトモードはサブであると感じました。
たしかにiPadとデジカメ間は簡単に転送されるのですが
iPadとパソコン間の転送の設定をどうすればいいのか困っています。
今は,iPad→Eye-fiサーバー→パソコンという無駄な経路で転送しています。
一回,ネットを経由するため転送は遅いです(約4MB/1枚)。
おそらくiPad→パソコンという設定にすればいいとは思うので,これはマイナス要因ではありません。
マイナス要因はアプリです。アプリの出来がいまいちです。
まず,アプリ上では日付別にフォルダ分けができないため,数日に渡る旅行だと写真を見つけるのに苦労します。
さらに写真アプリで見ようとしても「保存された写真」に一括して同期した写真はまとめられてるため,同じように写真を探すのに苦労します。
また写真アプリに比べてEye-fiアプリは写真の表示が遅いです。
もっとも気になったのはEye-fiアプリ上で写真を削除できないことです。
このように現状ではEye-fiのアプリは同期専用と割り切った方が良さそうです。
今後のアップデートに期待します。