Still Winning
久々のジョニー・ギル。なんと15年ぶりのソロアルバムだそうです。
たしかに久しぶりではあるけれど、そんなに空いた気がしないのはLSGや再結成ニュー・エディションとかもあったからでしょうか。
LSGはLのジェラルド・レヴァートが5年前に亡くなって、もうできませんが、このアルバムにはSのキース・スウェットと、ジェラルドの父エディ・レバート(オージェイズ)が参加した変形LSGな曲も入っています。
何はともあれ、相変わらず歌、上手いです。そして熱いです。
叫ぶ、唸る、がなる。囁く、撫でる、転がす。
ちょっとtoo mutchに感じることも無くはないですが、そんな部分まで個性として愛してしまうのがファンなのです。
ジョニー・ギルと言えば、やっぱりバラード。
最後のトラック、ポール・マッカートニーのマイ・ラブのカバーなんか心のこもった超絶テクニックで蕩けてしまいそうです。一聴の価値あり。
ずっとファルセットで責めてくる曲とかもあり、全トラック充実してます。
ただ、もちょっとメリハリが効いているとよかったかも。
ちなみに「マイ・マイ・マイ」 は、今も我が心のベストテンにチャートイン中。
目で見る数学―美しい数・形の世界
表紙の美しさから、内容の面白さを想像して買いました。パズルもあるし、不思議もあるし、美しいビジュアルで眺めるだけでも楽しい本です。文字量は多いです。ふりがなのついていない漢字も、大人でも難しい言葉もあります。でも、あきれるほど読んでいます。「面白いの?」と聞くと「面白い」そうです。小2の子どもです。読むのが面倒だし、こんなことが書いてあった!と聞く方が楽しいので、わたしは読みませんが。ちなみに「数の悪魔」も「面白い」そうです。
ランゴ おしゃべりカメレオンの不思議な冒険 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
まず、主人公はカメレオン。カメレオン俳優と呼ばれるジョニー・デップがカメレオンの声を担当するという洒落っ気は楽しい。ストーリー的には、人間に飼われていたお調子者のカメレオンが、冒険を通してニセモノの勇者からホンモノへと成長してゆくという、「サボテン・ブラザーズ」や「ギャラクシー・クエスト」の系譜に連なる作品です。
マカロニ・ウェスタンへのオマージュたっぷり。超クローズ・アップはセルジオ・レオーネの十八番だし、音楽は「インセプション」のハンス・ジマーが担当していますが、しっかりエンニオ・モリコーネ風にしています。そもそも、ランゴという名前だって、「続 荒野の用心棒」の原題「ジャンゴ」のパロディですよね。また、要所要所に登場し、ランゴの運命を歌う4匹のマリアッチふくろうの歌が、いいチャーム・ポイントになっています。
ハイライトは、ランゴがホンモノの勇者となる為に、その名も“Spirit of the West(西部の精霊)”に出会うシーンでしょう。何しろそれは、ゴルフカートに乗った“クリント・イーストウッド”なのだから。ランゴは彼に出会う事によって、本物の西部男の生き様とは何かを考え、いよいよ自分自身の物語を歩みはじめる。“ヒーローになれ”彼の言葉を受け止めて、ランゴが知恵を巡らせ巨悪に立ち向かうクライマックスはまさに痛快。
写実的でありながらアニメーション的でもある独特の世界観は、ILMのクルーが参加した「WALL・E ウォーリー」の前半部分に近いが、その映像的なクオリティはさすがの一言。まるで砂漠の一角に、進化した動物たちの暮らす街が本当に存在しているかの様。また、前述のマカロニ・ウェスタンへのオマージュに加え「スターウォーズ」を髣髴とさせる追撃戦シークエンスのスピード感と迫力は、正にILMの真骨頂です。
老若男女が楽しめる良質の娯楽アニメでありますが、ユーモラスな物語の端々には、結構本質的な問いが投げかけられています。いい大人こそ観るべきアニメかもしれません。
別エンディングもあるようで、その「完全版」も収録されているようで楽しみです。
TRUE BLUE:THE BEST OF SONIC THE HEDGEHOG
ソニックのヴォーカルソングがどれもすばらしいことはもうわかっていたのに、
すべて終結するだけでこれほど素晴らしく生まれ変わるものなのか!
これほど素晴らしい曲を、ただのゲームソングのままにしておくのはもったいない!
これからどんどん普及していってほしいものです。