火垂るの墓 (ポプラポケット文庫)
外見上は子供向けの絵本ですが、「火垂るの墓」ファンの方なら、大人でも十分楽しめます。少ないページ数ながら、全てのエピソードに触れていて、映画の感動をそのまま体験できます。また、絵が大きく、サントラ版CDを聞きながら読むと、映画とはひと味違った「火垂るの墓」を体験できます。漢字にふりがなが振ってあるので、子どもにも読ませたい1冊です。
火垂るの墓 [VHS]
初めてこの作品を観たのは、子どもの頃だった。その頃から戦争に関する本があれば読み、映画があれば観ていた。そのなかでこの作品が他と違ったのは、空襲や原爆の怖さが前面に出ているのでは無かったということだった。もし、空爆や原爆についてメインに描かれたものだったら、「色々観た(読んだ)なかのひとつ」に過ぎなかっただろう。空爆や原爆はもちろん恐ろしいが、この作品はもっと身近な戦争の怖さを伝えている。戦争が社会的弱者にとって与える影響を肌で感じることができる。この作品の主人公(清太)と妹(節子)は、あんなにもほほえましく、愛らしい。目を覆いたくなったり、顔を背けたくなったりするような絵は必要ないのだ。
夏になると、戦争に関するものに触れる習慣のうちで外せない作品である。
PC8801mkII SRゲーム リバイバルコレクション (KadokawaGameCollection)
届いてまず思ったのは「なんて薄いんだろう」。
60ページ程の本に、CD-ROMが1枚。でも収録タイトルの本数は15本もあり、そう考えると妥当な値段のような。
まぁ私的にはXak2とサイオブレード、フラッピーで元が取れたような気がするけど。。(^^;)
なお先日発売された「蘇るPC-8801伝説 永久保存版」と同等の内容、深さと比べると、かなり薄いのは確かです。
その名の通り、「リバイバルコレクション」として購入された方がよいかと。