ロリーナ・マッケニット ランキング!

ロリーナ・マッケニット Book of Secrets

ケルトを起源にした透明感のある美しい音創りと、どこか懐かしい旋律が心に残る印象的な作品です。ハープの弾き語りを軸にしていた頃(彼女の80年代の作品)に比べると、使用楽器の多様化にともなって音の重なりが深くなっており、繊細に吟味された音創りは相変わらず素晴らしいと思います。個人的には、詩集や伝説、民話などをハープの弾き語りで聴かせてくれた頃の印象が強いためかそちらにより魅力を感じるものの、Pan-Eurasia的音作りですそ野を広げた本作の方が、より多くの音楽ファンにアッピールすると思います。ジャンル分けしづらく、CDショップで探すのに苦労するタイプの彼女の作品ですが、多様な音楽に受け入れられる要素を持ち合わせた稀有な存在です。美しい音楽といえばDebussy、Bill Evansとともに彼女のCDを思い出します。 Book of Secrets 関連情報

ロリーナ・マッケニット Mask & Mirror

ケルト・ミュージックくずれのワールド・ミュージックおばちゃん、カナダ版の森山良子、それだけでは済まされない凄く深遠な音世界が凝縮された孤高の作品である。ミステリアスなメロディをクリアーなハイトーンで歌うその声にぞくぞくしちゃうぞ。私が1990年代に聴いた音楽の中で間違えなくナンバー1。もう最高なんだから! Mask & Mirror 関連情報

ロリーナ・マッケニット An Ancient Muse

いやこれは...すばらしいでしょ!!(自分がもってる)他のアルバムと比較すると多少異色な感じはします。ジャケットにも現われているようにトルコ、ウイグル、モンゴルなどの遊牧民族が起源にある国を巡ったというのが現われているからでしょうか?"The Book of Secrets"が世に出て(ライブアルバムなどを除いて)10年近くの年月がたって久しぶりに本作を発表したわけですが、長い年月が経ってしまったのは彼女のまわりで色々と悲しい出来事があったりしたのも関係しているのでしょうか。彼女自身大変つらい思いをしたとは思いますが、その思いが本作には溢れているようにも感じられます。このアルバムを聴いていると自分の中で彼女の思いと共鳴を起こして感情があふれ出してくるような感覚を覚えます。どの曲を聴いても素晴らしく、人によって好きな曲がばらつくのではないかと思いますが、個人的には特に"Penelope's Song"が大好きです。この曲を聴いていると本当に涙が出そうになります。公式ページで試聴できるので試しに聴いてみて下さい。 An Ancient Muse 関連情報

ロリーナ・マッケニット Book of Secrets

このCDを聴いたときはより完成された楽曲であると感じずにはいられませんでした。彼女の力強い歌声は磨かれ、より深みを増したように感じます。楽曲は彼女の元々持っていたケルト色に、オリエンタルな要素を取り入れたようです(「MARCO POLO」などは特に)。
 「THE MUMMERS'DANCE」オリエンタルな感じを取り入れれた曲。アラビアのハーレムにいる様に妖しく、そしてロレーナの声は優しく響きます。
 「SKELLIG」はかなさの中にも力強さを感じさせる彼女の声質があってこその曲です。悲しい歌なのだと思います。もう返らない過去を思い起こさせるような、そんな歌です。
 「THE HIGHWAYMAN」は闇夜の物語。おそらく許される恋ではなかったのでしょう。彼は少女をさらい、逃げようとします。しかし……。まるで吟遊詩人のように物語を淡々と歌い上げるロレーナの声が物語の世界へ誘ってくれます。
 「DANTE'S PRAYER」荘厳な感じから始まるこの曲。抑えめに歌うロレーナの声がとても切なく、そして美しい。これまで彼女の曲を聴いてきた人なら間違いなくはまることでしょう。 Book of Secrets 関連情報

ロリーナ・マッケニット Nights from the Alhambra [DVD] [Import]

こんなmusicianがいることを知りませんでした(恥!)
聴くたびに引きずり込まれます。
特にdvdが何とも素晴らしい。
感動をありがとう、価格も満足です。 Nights from the Alhambra [DVD] [Import] 関連情報




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