札幌・ススキノ。探偵はいつものように行きつけのBARで相
東直己 ランキング!
光文社発行「探偵法間ごますり事件簿」の文庫化に際し、改題されたものです。
このシリーズは、もともと文庫書き下ろしで開始され、上記タイトルのみが単行本で出されました。
せめてその旨を紹介文に表記するか、短編の題でも紹介しておかないと、純然たる新作と勘違いして二重買いする人が続出するのではないでしょうか?
続編を待ち望んでいただけにこんな出版の仕方が残念です。
探偵ホウカン事件日誌 (光文社文庫) 関連情報
ススキノ探偵シリーズ。
偶然知り合った映画好きな少年。
彼が気に入った少年だった。
ある日突然消えてしまった。
凄惨な殺人事件の被害者が少年の親友だった。
少年の中学生の担任から依頼を受けて、
捜査に乗り出す探偵。
しかし、その先には、
思いもかけない展開が待っていた。
これまでのシリーズに出てきたキャラに加えて、
さらに影響力のあるキャラが出てくる。
中学教師、
少年、
刑事…。
ラストというか、
動機やそれにつながるものが、
非常に陰湿でゆがんでいて、
その辺が、どうもアクロバティックだったなぁ、と。
ただ、新たなキャラが強くて、
それがラストもまで引っ張ってくれた。
やはり、ヒロインは小説には大事だな。
消えた少年 (ハヤカワ文庫JA) 関連情報
日本のハードボイルド探偵シリーズの傑作はで、私のおすすめは、結城昌治の真木シリーズ、原寮の沢崎シリーズ、そしてこの東直己の探偵・畝原シリーズとなる。小学生の娘をこよなく愛し、一人で育てている、元新聞記者の探偵。畝原。普通に仕事をし、生活し、悩み、家族を守っていく。本書は、そんなきわめて普通の人の設定ながら、己の信じるもののもとに妥協をしないで行動する、畝原シリーズの第二弾だ。上下2段組400ページを超える大作だが、そのスピード感と不気味なリアリティは、時間を忘れて読むことに没頭させてくれる。 物語は、元校長の親が、市役所につとめる息子を刺し殺し、自らも首を切って命を絶つ凄惨なシーンから始まる。そこから、現代の闇の多さに比例するかのように、事件は多彩な広がりを見せていく。娘の成長、実兄の不倫、恋人・姉川とのつかの間の逢瀬など、畝原の家族的なものが横糸に紡がれ、物語は、厚みと温もり、苦悩と愛情を交えつつさまざまな連鎖が収束する結末へと向かう。 『流れる砂』のように、自在に形を変え、棲む場所を変え、留まることを知らない“悪の闇”。明瞭な姿をつかむことができない相手に立ち向かうことは、もはや、 現代の“闇”を通奏低音に展開する畝原シリーズの中でしか楽しめないのだろうか。偽善的正義派の私は、読後、畝原の活躍に称賛を贈るとともに、ちょっぴりそんな虚しい気持ちも味わった。 流れる砂 (ハルキ文庫) 関連情報
東さんの作品は探偵はバーにいるの映画化でススキの探偵シリーズを読み始め、一作目から順に読んでいきましたが、5作目の「探偵はひとりぼっち」の後に奇跡的に古本屋で「フリージア」に出会いましてこのシリーズを先に読破しました。で、東ススキノ北海道ワールドの存在をしりました。6作目の後の7作目「駆けてきたきた少女」を手に取るわけですが、本末の解説で1「ススキノ、ハーフボイルド」2「駆けてきた少女」3この「熾火」の順で東ワールドが展開し行きますと書いてありましてので、素直な私はその順番で読むために本作を購入したねですが、いやーすっきりしました。東ワールドに畝原シリーズに入った方もこの作品を読む前には先の2作品を先に読むことをお勧めします。でも畝原シリーズの面白さも知ってしまった私はこちらのシリーズにも入って行かなくてはならないので大変です。ススキの探偵シリーズでも感じましたが、東さんはちょっとグロ色が強すぎますので、映画から入ってきた人の中には途中で挫折する人もいるかと思いますが上辺のグロさだけでなく作品、ワールドの本質に共感してどっぷりつかってほしい作品です。 熾火 (ハルキ文庫) 関連情報
特定の地域を限定にした探偵ものか・・・と思いながら購入。飲んでいる酒の種類は聖なるハードボイルドのカクテルで、依頼の受け方はマンハッタン・ニュヨークで便利屋探偵業をやってるおっさんと似ており、「俺」に向かって「聖なるカクテルをがぶ飲みするな!」と注意したりする自分が楽しかった。
男族たいていの奴が持っている「後輩の面倒を見てやる」という心情をくすぶりながらストーリーは展開していく。やたらと便利な友人、気の弱いロマンティクな依頼人の後輩、言い訳で固めた娼婦業を営むその彼女。「ススキの界隈で最高に素敵な娼婦」なかなかよい登場人物設定です。あっと言う間に読みふけるモテナイ「俺」に「バカ」とつぶやきながら読める探偵ものです。 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) 関連情報




























