ハインリヒ・シフは、オーストリアのグムンデン生まれのチェリスト、指揮者。ドイツ・オーストリア系の正統派チェリストとして評
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ハインリヒ・シフ ランキング!
滝廉太郎がこの世を去って、90年経った今日(こんにち)に、
「荒城の月」ばかりを集めたCDが発売された。
厳密にいうと「花」「箱根八里」も収録されているが、
さまざまなアレンジを施された美しいメロディーが、
本当に耳を惹く。
音符の譜割がここまで少ないながらも、
情感溢れるメロディーに驚くのはもちろん、
琴の米川敏子、イ・ムジチ合奏団 、アンドレ・リュウなど、
様々なジャンルの荒城の月が楽しめる。
私は、正直言って滝廉太郎の曲は、
曲調に華やかさが感じられず、
好きではなかった。
高校時代「荒城の月」を歌う機会があり、
そのときも、音の配分の展開が悩み、
どうしても楽しんで歌えなかった。
しかし、今聴くと、
なんて素敵な旋律だろうと思える。
決して「陽」ではないが、
心をぐっと惹きつける。
何で、あの時もっと大切に歌わなかったのかと、
ちょっぴり後悔の心も思う、
今は、そんなことを個人的に思いながら、
ゆっくり浸れる。
素敵なCDですから、ぜひ聴いて欲しいである。
瀧廉太郎トリビュート 関連情報
バッハ(グールド以外)、モーツァルト(ブレンデル以外)、
ベートーベンのピアノ曲の演奏者といったら、この
人しかいないし、この人はかわいそうにドイツ音楽しか
ひけない。
ベートベンのピアノソナタ全曲など、難曲をいとも簡単に
こなす人だが、気楽な曲をほんとに気楽に演奏している。
上質のイージィーリスニングでもある。
バッハ:イタリア協奏曲 関連情報
1番は哀愁を帯びて
2番は希望をくれる
とても落ち着ける演奏でした。
ブラームス : チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38 関連情報
ナマで即物的な音が時に耳に五月蝿いアルバン・ベルクカルテットの演奏は、その技巧や精度はともかく、あまり好きではない。しかし、このシューベルトの最高傑作と目されるクインテットにおいては、“完璧”という言葉を呈するべきだろう。
特に第2楽章のアダージョで、一見叙情的な調べがゆったりと、またアルバンにしては感情を籠めて奏されたあとの中間部、突然この世ならぬ短調の深淵が覗くところなど、世界が激変したかのような効果を上げている。晩年のシューベルトが見せた特異な世界である。なるほど作品78のピアノソナタや遺作のソナタでもそれは見られるが、ここでの激変は異様過ぎる。しかも、激変は異様な足取りで「ゆっくり」とやってくるのだ。
最早、ウィーンの儚げな夢を想うことはできない。何という怖ろしい世界だろうか。
突飛な発想かもしれないが、評者はショスタコーヴィチのカルテットを想起した。あるいは、ブルックナーのアダージョが正負を内包した転調を持っていたとしても全体としては肯定的な音楽だとすれば、これは否定的な音楽なのだ。その転調は長調/短調の古典派的概念(長調=正、短調=負)を超越し、互いが交換可能(アファナシエフ『音楽と文学の間』論創社刊)であり、音楽全体として負のアウラを纏っている。
従来とは異なり、チェロを重ねたクインテットを採用したシューベルトは、より重く暗い音色を求めたのだろう。低音の支えが作品のスケールを拡大していることもある。シフとエルベンの2本のチェロは一体化し、ファイナーレのコーダなど凄まじい気迫を見せている。
☆の減1は、やはり耳には鋭すぎる響き(特にヴァイオリンが機械のような響きになっている)が何箇所か気になったからだが、これ以上の演奏はというと、録音も含めると評者には思いつかないのも事実だ。
シューベルト:弦楽五重奏曲 関連情報






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